PTAって何だろう ②
PTAって何だろう?
まず、ここが腹落ちして自分事として周りに話が出来ないと、意思を持った活動にならないし、何聞かれてもわかりません・・・。になってしまう。まずは自分なりのPTAって何?を定義付けしたい。
まずは色々と調べてみました。ネットだと様々な悲喜交交な意見がたくさん出ていて、情報が膨大なので小学校のPTA室なる場所の本棚を覗いてみました。
ここには過去の膨大なファイルが山ほど。40年前の開校当時のものが出てきたりと歴史を感じると共にくしゃみ・鼻水が出てきます・・・。
調べてみると、この一文が出てきました。合っているかどうかはわかりませんが、発足のきっかけはこれなのかな?
真っ暗な中にあって
子どもこそが希望であった
どんな苦労もできた
教室内
使う学用品もない
空腹の毎日
子どもだけには食べさせたい
こんな戦後のどん底の中からPTAは歩きだしたのです。
(昭和20年代に発足、アメリカ教育使節団の推奨が発足のきっかけ)
未来ある子どもたちを皆が協力して少しでも不自由なく、成長させることが出来るか?要約すると、その時の大変な環境下の中、アメリカから共有を受けた活動を日本の状況に合わせて発足・活動し始めた。起点は子どもの未来への成長サポートということだろう。
PTAしおりを見ると、『子どもたちの為』『幸せ』『父母・教職員の学びの場』『協力』という言葉が多く見れます。父母・教職員の学びの場??どういうこと?とも思いながら、以下のことがポイントなのかなと思ってきた。
- メインは子どもたちであること。そこに紐付いた活動がおこなわれること。
- 活動には保護者にもメリットがないとつまらないし協力しないだろう。
- 教職員にも活動の旨みがないとめんどうな存在になりかねない。
- 一番不安な地域とのつながりは引継ぎとかから、やっぱり押さえておかないといけない気がする。朝、高齢な方々が各ポイントに立ってくれているのを意識するようになって最近、こんなに協力してもらっていたことに気づいたりしたので。まだまだたくさん繋がり(しがらみ?)がありそう。
そこで、自分なりにPTAの存在意義を定義してみた。
『保護者と教職員が協力して、学校内で子どもたちが心身ともに健やかに成長できる環境を創り上げること』
~子どもたちは学校教育で経験できないものをPTA活動にて+αの意義ある経験できる~
~保護者は学校生活を知り、活動を通して子どもたちの成長に関わることができる~
~教職員は保護者の学校理解を通じて、より強い学校教育へのサポートを享受できる~
~地域に住む子どもたちの健やかな成長により、未来の地域発展に繋がる~
VISIONは『4方良し ~幸せの連鎖~』
子どもたちを起点に保護者、教職員、地域が少しの奉仕をすることで、皆が各活動の負荷以上のやりがいを感じられ、それが幸せな未来に繋がっていく。
なんとなく、イメージが出来てきた。でもイメージだけで実際の活動はこれからになるので、まずは執行部の方々と信頼関係を構築して、まずは前年踏襲の内容を理解する。ムリしないムダなくすムラなくすで今の現状に合わせて、出来ることを現状理解出来たら少しずつやっていこう。
妻に言ったら、理想論で仕事っぽいと言われました。でも、楽しいことがイメージできないとやりたくないしね。活動を通して、自分の子どもが成長の為に少しサポートになれればいいなって、いやらしい考えも持ち合わせながら進めていこうと思います。
でも仕事調整どうしよう。2月に3回、3月に6回PTA会長予定あるんだけど・・・。これ本当に出ないといけないの?仕事調整しやすい会社だけど、これ無理でしょ!
いきなり休んでみようかなと思ったり、いきなりはマズイかなと思ったり。さて、どうしたものか・・・。